ボートレース三国
G1第62回北陸艇王決戦
 地元の誇る2枚看板、今垣光太郎と中島孝平が7月・SGオーシャンカップで味わった悔しさをぶつける。今垣は準優1号艇のイン戦で痛恨のオーバーターン。執念の追い上げで2着に肉薄したが微差で及ばず3着に終わった。地元SGの優出を逃した悔しさを晴らす機会は今回のG1しかない。一方の中島はオーシャンCで予選落ちしてしまった。それでも賞金ランクが現在23位だから気落ちしている場合ではない、このG1で優勝することには大きな意味がある。
 そんな地元両雄の前に立ちはだかるのはオーシャンカップで優出した大阪トリオだ。優勝した石野貴之は賞金3位。このまま6位以内、いや狙うのは賞金トップだろう。田中信一郎はオーシャン2着で賞金13位に浮上。こうなるとモチベーションは高い。オーシャン6着で賞金5位につける太田和美は優出でもOKの気持ちで臨めるのは大きい。
 この3人の他にも大阪には松井繁がいる。賞金ランクは15位。グランプリ出場へここからが正念場だ。あと、遠征組では14位の今村豊と昨年のGPウイナー茅原悠紀。レジェンドとニュージェネレーション。直接対決が待ち遠しい。GP出場へ好位をキープしている7位の平本真之、8位の篠崎元志はとにかく優出して賞金の上積みが欲しい。地元の若手エース松田祐季が地の利でどこまで…というのも見逃せない。  
※数字は8月6日現在のものです。
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