 12月23日、ボートレース住之江で開催された2010年SG最終戦「第25回賞金王決定戦」は、中島孝平選手の優勝で幕を下ろしました。決定戦初出場でSG初優勝をこのビッグタイトルで成し遂げた中島選手。自他ともに認める惜しまぬ「努力」が結実し、栄光の黄金のメット獲得に繋がったと言えます。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 2連率成績4位(45.7%)のモーター54号機を手に入れ、一走目は3号艇で5着。以降、2号艇で2着、1号艇で1着と抽選運と着順を上げつつ、迎えたファイナルレースには2号艇で登場。枠なり3対3の進入隊形からコンマ17のスタートを放ち、1号艇の濱野谷選手がスタートで遅れたところを一気にまくってバックストレッチに突入。後続艇を突き放して単独トップに立ちます。 一時、4号艇・今垣選手が2番手に浮上し、福井支部ワンツーの隊形となるも、地元の石野選手が意地を見せて2番手を奪取。結果、上位隊形2-3-4で決着しました。 優勝賞金1億円を上積みした中島選手は2010年獲得賞金第1位(1億9,321万5,000円)となり、第2位(1億5,685万6,000円)には今垣選手がつけ、賞金額では福井ワンツーとなりました。
[賞金王決定戦・レース結果] 着 艇 登番 選手名(現住所) 進入/ST 1 2 4013 中島孝平(福井) 2/0.17 2 3 4168 石野貴之(大阪) 3/0.17 3 4 3388 今垣光太郎(石川) 4/0.12 4 5 4044 湯川浩司(大阪) 5/0.15 5 6 4296 岡崎恭裕(福岡) 6/0.19 6 1 3590 濱野谷憲吾(東京) 1/0.26
賞金王決定戦を終え、表彰式で中島選手は「自分なりに一生懸命やってきました。住之江は大好きな水面だけど、優勝はできていなかった。今回、勝つチャンスは1号艇の次にあると思っていました。それに、8月のMB記念はものすごく情けないレースだった(優出5着)。もうそういうレースはしたくなかった」と振り返り、さらに「また努力して来年もこの場に立ちたいと思います。ファンの皆さまのお陰で優勝することができました。これからも一生懸命がんばりますので、応援よろしくお願いします!」と締めくくりました。
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