三国競艇で6月20日〜24日に開催されたJLC杯をもって、今垣武志選手(2664)は約34年と9カ月にわたる選手生活に幕を下ろしました。 武志選手は、地元エース・今垣光太郎選手の父親で、厳しい競艇界で親子2代にわたって活躍。中でも親子で出走したグレードレースである、1993年2月のG1第36回近畿地区選手権の優勝戦が印象深い。 親子で予選を突破して迎えた優勝戦。光太郎選手がG1初優出を果たし、武志選手はG1初優勝がかかっていたレースでした。武志選手は1号艇のカポックを手に入れますが、野中和夫選手(現選手会長)がその行く手を阻もうとして、両者は最後まで熱戦を繰り広げます。結果、逃げきった武志選手が念願のG1初優勝を勝ち取りました。 これまで武志選手が出走したレースは通算6994回を数え、惜しまれつつも引退の道を選ばれました。G1モーターボート大賞開催中には、最後にファンへの挨拶するため引退セレモニーが開催されます。
◆今垣武志 Takeshi Imagaki(2664) 
1973年9月20日、今垣武志選手は第36期生としてデビュー。 初出走は1973年11月15日の一般競走(三国)で、水神祭を挙げたのは1974年3月7日から徳山で開催された一般競走でした。そして、初優勝は初出走から通算6年1カ月目に鳴門の一般競走で成し遂げました。
【パーソナルデータ】 生年月日:1947年11月12日 年齢:59歳 身長:164センチ 体重:52キロ
【通算成績】※データの算出期間:1960年5月1日〜2007年6月25日 勝率:5.72 2連率:38.73% 3連率:57.12% 事故率:0.18 出走回数:6994回 優出:174回 優勝:30回 1着:1396回 F:38回 生涯獲得賞金:619,995,132円
【G1記録】 通算成績 ⇒出走:525回 勝率:5.78 2連率:27.43% 3連率:46.86% 優出:7回 優勝:1回 初出場:1980年4月17日〜[三国] 周年記念(通算6年6カ月目)1116242 初優出:1984年4月19日〜[三国] 周年記念(通算10年6カ月目)422215616 初優勝:1993年2月9日〜[三国] 地区選手権(通算19年4カ月目)3362121(準優)1(優勝戦) 優勝戦結果→1着:今垣武志 2着:野中和夫 3着:今垣光太郎 4着:水上浩充 5着:林侃 6着:上條信一..
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