これが主審室だ vol.6
審判は6人 三国競艇場では6人の審判員がレースの判定に携わっています。審判は競艇場の中央部にある主審室に「審判委員長」、「副審判委員長」、「信号審判員」、「中央審判員」の4人が、第1ターンマーク近くに「第1副審」、第2ターンマーク近くに「第2副審」が各1人ずついます。

審判のお仕事
コピー 次レースのスタート展示の判定
スタート展示の判定 展示航走時の確認 展示タイムの計測 待機行動の判定 スタートの判定 レースの監視 航跡表作り ゴールの判定

判定は肉眼が基本 判定は審判6人の目で見て、行います。審判の位置によっては、レースの様子が死角になる場合があるので、審判は全員マイク付きのヘッドフォンをつけて、連絡し合っています。最終的な判定は審判委員長が下します。 

微妙な判定は『遅延装置』で 審判は基本的にレースを肉眼で見ながら判定しますが、撮影した映像を数秒後に再生する「遅延装置」を使うこともあります。レース中に事故が起きた場合、競馬のように後で判定することはなく、レース中に判定しなければなりません。また、レース後に行われたレースの再確認を行います。この映像は第1副審室と第2副審室で撮影されているのですが、各副審ではレースを肉眼で見ると同時に撮影もしています。判定には、様々な機器を使いますが、最終的な判断は人間が行うのです。

審判はローテーション制 中央審判員、信号審判員、第1副審、第2副審は数カ月ごとにローテーションで担当し、審判委員長と副審判委員長には、多くの経験を積んだ人が執務しています。






岩城さんにインタビュー