BOAT RACE三国 開設64周年記念 G1北陸艇王決戦

レース展望

SGクラシックの優出メンバーが全員集合! 勢いは桐生&井口

 今年開催のSG第1弾の3月クラシック(児島)で優出した6人がそろい踏み。いずれもSGウイナーで、中でも優勝した桐生順平は早くも今年の獲得賞金が5000万円を超え、年末のSGグランプリ出場はほぼ当確。さらに、当地周年は前回(昨年4月)優勝戦4着と相性も悪くない。賞金ロード独走へ突き進むとみた。
 津G1東海地区選V→徳山G2MB大賞V→クラシック準優勝の井口佳典は好リズムという点では桐生以上と言ってもいい。ただ、当地の水面相性はもう一つ。それでも波に乗ると突っ走るタイプだけにここもV争いは必至とみるべきだろう。
 クラシックの優勝戦では3コースから攻め切れず5着に終わったが、石野貴之にとって三国は2015年のSGオーシャンカップVが記憶に新しい水面。賞金ランク15位からの浮上へ気合が入るはずだ。
 クラシック優出3着で賞金ランク3位の菊地孝平も2015年のオーシャンカップで優出4着と当地相性は良好。クラシック優出4着で賞金ランク4位の茅原悠紀は一般戦ながら三国は前回V(昨年8月)。また、クラシック優出6着で賞金ランク5位の瓜生正義も前回周年で準優(3着)に乗っているので心配ない。
 そんな遠征陣を迎え撃つ今垣光太郎は三国開催の2月・G1近畿地区選Vで存在感を示したが、クラシックでフライングを切ってしまったのが痛い。他では賞金ランク7位の白井英治、9位の峰竜太、10位の山崎智也、19位の松井繁といったところが今年まずまずの滑り出しを見せている。

※数字は3/21現在のものです。