今年14優出V3と安定した走りを見せている兵庫のベテラン安田政彦が来春のSGクラシック(児島)の切符取りへ道を切り開くべく優勝を狙う。今年の優勝は5月以降に固め撃ちしたものだけに、ここでもという気持ちも強いはず。V最有力候補だ。
　迫るのは、今年V2の大橋純一郎と西山昇一。そして、この3人の争いに割って入るなら地力のある市橋卓士だろう。ここ三国では2015年の周年、SGオーシャンカップと好走。今年8優出V1はややモノ足りない成績だが、新しい期を迎えての心機一転に期待したい。今年Vゼロながら10回の優出を数える寺本重宣、ただいま当地2連続優出中の石塚久也が伏兵以上の戦力だ。あと、侮れないのが宇佐見淳と野長瀬正孝。ともに2017年前期審査期間はA1キープに苦戦した分、気合が入っているに違いない。